世界観(魔法の始祖)

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神々が生み出したユグドラシル。その実を取る事はつまり、世界そのものの怒りを買う事であった ユグドラシルの地中に眠っていた“黒き異形の怪物”は、世界に住む者達から魔力を奪いだしたのだ。魔力を奪われた者達はその体は消滅し、抜け殻だけとなる。力を手に入れた異形の怪物は人間達の元へと走り出した……。 しかし、アダムとイブは何年にもわたる戦いの末異形の怪物を倒し、怪物を闇と光の魔力により封印し、人々は“月”を生み出した 全てが平和に満ちると思われたが、ある日アダム・グロリアは異形の怪物との戦いで深手を負い、怪物の魔力因子を宿してしまった 人という生き物は常に自分とは違う存在に畏怖しそれを遠ざける傾向にある 『アダムが持つ怪物の魔力因子は世界を再び恐怖に落とす』と怖れた人々はイブの力を借りてアダム討伐を開始した 仲間と思っていた者達の裏切り イブという自分と似ていた存在からの襲撃 世界に絶望したアダムは、自らを異形の怪物【ジエンド】へと姿を変え、イブを、ユグドラシルを食い世界を消滅させた……。
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