第1章 使命

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隊長「はっは。不思議だろう。あれでメシができるんだ。30分ほどあるし色々教えてやろう」 そういって隊長は説明してくれた。 小さな箱から出したものは、サイボウというもので、サイボウをいっぱい増やすと形あるものができるんだって。 今入れた粉は、肉とパンのサイボウで、最後にいれた液体は、反応を促進させるものだって言ってたけど、さっぱり理解不能だった。 隊長「まだ時間があるな、俺の名前は、ロイドだ。調査隊の隊長をやっている。お前は?」 ジール「僕は、ジール・スミス。鍛冶屋の息子です」 ロイド「そうかジール、もうメシができたようだ。」 ロイドは緑のランプに変わった箱をあけ、皿にとりだす。 ジール「本当に、肉とパンができた……」 ロイド「さあ食え。味はいまいちだがな」
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