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…そのころから、隼人はかなりもててたんだよなー。
よく告白されている姿を見つけていた。
私のお父さんの都合で、私は転校を繰り返していて。
隼人のいる小学校は、小学1年の時に転校してきた。
そして、小学5年の時に、また転校が決まったんだっけ。
「赤井さんは、今週で転校です!みんな、最後まで仲良くしてあげてね!」
先生が言ったその言葉。
わかっていたことだったけど、やっぱり悲しかった。
たしか、その日、隼人に呼ばれたんだった。
「なな、ちょっとこっち来て。」
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