第1話

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俺はよくわからないまま同じようにたっていた。 「―――――あなたには私が見えますか?」 天使は顔をあげて、涙目で俺に問いかけた。 俺は静かにうなずいた。 「……はあ……やっと私の事が見える人に会えた……!」 天使はまた頭を俺の胸に押し付けた。 「とりあえず中に入るか?」 俺は親指で自分の部屋を指した。
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