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和真「まぁ、いいか」
神「本当に申し訳ありませんでしたぁぁぁぁ!!できる限りのことはさせていただくので許してくださ……………あれ?どうして怒らないの?」
和真「いや、怒るもなにもあんた何もしてないしどう怒れと?」
神「あのね、普通死んで目の前に神様がいたら『どうして助けてくれなかったんだ!!』とか言って取り乱したり、その神様をボッコボコにしたりするんだけど………実際に知り合いがボロボロになって泣いて帰ってくる事も何度かあったし………」
和真「うわぁ、それはかわいそうだな………」
神「うん、私のところに来たのが君でよかったよ…」
和真「よかったなー、…………あのさ、いきなり話が変わって悪いんだけど、一体あの娘誰なのさ?あんたの娘?」
俺が指差すそこには、さっき俺を蹴り起こした幼女が教育に果てしなく悪そうな俺のスプラッタ映像を見ながら湯飲みを傾けている。
神「あぁ、あの娘?死神王の娘だよ」
和真「え、マジで!?」
うそーん、俺の死神イメージと全然違うんだけど!?なんかこう…………骨だけの禍々しい感じを期待してたのに………………なんか少し残念な気も「でもおもしろいよねー父親は骨だけなのにどうしたらあんな可愛い娘が産まれるんだろうねー」
和真「あ、父親は骨だけなんだ」
なんか嬉しかったのは秘密だ
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