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私はテーブルでいつも通り…いや、いつも通りではないな。いきなり昨晩現れた男と朝食をしていた。何故そうなったかというと…
※
ー1時間ほど前…
ーコレは夢だな、うん。
男を殴り飛ばして、私が逃げるように部屋を出て行こうとすると、男は私の肩をつかんで無理矢理振り向かせた。
「オイ女。何故逃げる? 名を申せ。俺は土方歳三だ。」
と言われ、私は驚きのあまり、口をぽかんと開いた状態で固まった。
ーえええええ!? ひ、ひ、土方歳三!? あの新選組の鬼の副長と呼ばれた土方!?
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