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そして着替え終わり、部屋に戻ろうとすると・・・・・
「みーつけた。」
目の前には、お父さんが立っていました。
「ひっ・・・・・!」
周囲を見渡しても誰も居ません。
しかも先ほどのようなキレイな病院じゃなく、まるで廃墟のようになっていました。
「ここは昔潰れた廃病院さ・・・・さぁ、一緒に帰ろう。」
「いや・・・・っ・・・・」
私はまた一目散に走りました。
また全速力で走っても今回はどこにもたどり着きません。
まるで今まで見ていたのが幻影かのように・・・・・
その時
「きゃっ・・・・・」
私は石に足をつっかけてしまいました。
早く立とうとしても一気に疲れがきたのか、身体はまるでいう事を聞きません。
そして怖くてうしろを見ると・・・・・
「みぃーつけた、今まで見ていたのは君の幻さ。さぁおうちへ帰ろう。永遠に美しい体にしてあげる」
そこで私の意識は消え去り、その後もさめる事はありませんでした。
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