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「い、今すぐその首刈り取らせていただきますっ!!」
「ハハハ、俺様は世界神様だぞ?側近如きが……ってそれは神をも殺す鎌 ゴットイーターじゃねーか!?悪かった、許してくれミカエル!!」
うん、なんか戦闘始めちゃった……。
多分ミカエルさんによる一方的なリンチになると思うけど。
ふぁーあ……暇だな~。
~三時間後~
「あの、起きてください!!」
「へっ?ふぁーー……終わったの?」
どうやら寝ていたようです。
しょうがないよね?暇だったんだし、勝手に戦闘始める2人が悪いよね!!
「お恥ずかしい所をお見せしました…では世界神様、いいえゴミクズ変態神様ご説明を」
うわぁ~呼び方に悪意以外感じない……そりゃ、あんな事したら当たり前か。
ミカエルさんが見た方に紐で縛られて身動きのとれないブリーフ一枚の変態が吊されていた。
「……勇者召喚という儀式に巻き込んでしまいました、申し訳御座いません、お詫びに勇者と同じ世界に転生させてあげます。」
変態神の吊されていた方と反対側、つまり僕の後ろからきこえた。
機械みたく無機質など音声だったのでそういった機械なのかな~って振り返ってみると、案の定機械だった……果てしなくボロボロの。
「あ、えっと、転生とかいらないから天国行かせてほしいな?」
そう言った瞬間、周りの空気は一気に死んだ。
うん?僕変な事いった?言ってないよね。
なのにミカエルさんは有り得ない物を見るような目で、変態神は凍ったように固まり、機械は崩れ落ちた。
「えっと……転生ならパフェさえくれればしてあげてもい「セラフィム、パフェの準備お願いします」へ?」
そこからは早かった。
突然現れたイケメン天使がパフェを持ってきた。
テーブルに置かれたパフェ、僕を見守る三人の視線。
結論から言うと凄く食べすらかったです。
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