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?「あ、自己紹介が遅れました。私は桐沢 鏡(キリサワ キョウ)と申します。学園では副会長をさせて頂いております」
あ、俺も自己紹介しなきゃだよな!
颯也「あ、俺は長谷部 颯也ですっ!よ、よろしくお願いしまつ」
うぎゃ、噛んじゃった恥ずかしい!!
あ、穴があったら入りたい…!!!
鏡「ふふふ、颯也は可愛いですね?というか颯也の名前はとっくに存じ上げていますよ?」
ふわぁああ、桐沢さんが本気で笑った…
ってなぜ名前を知っている!?
そしてなぜ名前呼び!?
颯也「あ、あのなんで名前」
鏡「理事長から聞いてあるんですよ。それに名前呼びなのは理事長と被るでしょう?颯也は理事長の息子なんですし」
颯也「あのバカ親父…言いふらしやがったな…」
鏡「えぇ、いつも息子の自慢話ばかり聞かされております…」
あの親父桐沢さんにまで迷惑かけてんのか!!
後で会ったらひねり潰す。
鏡「でも、自慢したくなる理由もわからなくもりませんね」
へ?
颯也「何で?こんな平凡顔で何もできないクソ野郎が自慢できるんだ?」
あ、桐沢さんが固まった。
なんかいけないことでも言ったかな。
?「無自覚イケメンktkr……」
今の声桐沢さんじゃないよね!?
桐沢「…誰ですか。今の時間は部活以外の一般生徒は寮に帰っているはずですが」
?「し、しまった思わず独り言呟いてしまった…でも王道転校生ktkr!!でもなんで変装してないの!ねぇ!」
謎の人物はそう叫びながら俺の肩を持ち揺さぶった。
颯也「変装なんてする意味ないじゃないですかぁ!後俺は王道転校生ではないです、それと揺さぶらないでくださいぃいい…吐く」
俺がそういうと何故かびっくりした顔で揺さぶるのをやめた。
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