ひとひらり*

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また、 この少女が作る団子は 最高に旨いと 評判を呼び、 とても、店も盛況していた。 「あいつ、 そういやちゃんとやってるのかしら」 少女は桜を見て、 ぽつりと呟いた。 幼なじみの男は 武士として、 浅葱色の袴を誇りに 生きていた。 その男から、 手紙がきたのは つい、三日前のことだ。
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