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「では、さっそく行きましょう！」
ミントは元気よく振り返ると、扉に向かって歩き出した。
……はぁ、僕は留守番かぁ……。なんて考えてると、
ズベシッ！と勢いよくミントがすっころんだ。
感心するほど綺麗にこけた。
よく見ると、ミントのスカートがソリに引っ掛かっている。
うつぶせに倒れたミントは上半身を起こすと、
「うう……やっぱり。どうせわたしなんて………」
とネガティブモードに入っている。
それから姫がミントを元気づけ、再出発するまで３０分ほどかかった。
ミントを励ましながら歩いていく姫を見送りながら、思った。
姫、がんばれ。
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