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さて、私達は準備をしなければなりません
囮「はい、じゃあこれ飲んでね」
囮様に……なんと表現すればよいのでしょう?発光する灰色の液体が入った小瓶を渡されました
まぁ、囮様の作る薬品は安心安全完璧なので、躊躇わず飲みます
トト「……っ」
体が急に熱くなり、ですが直ぐにおさまりました
囮「ん、大丈夫みたいだな」
囮様……黒に近い茶色のはずの髪が
ドピンクです
サラ様の髪なんてめじゃないくらいのドピンク
ハッ!私は!?
髪をつまんで確認しますと………紫です
しかも、ドきつい紫です
何故二人してこんな目の痛い色に……
囮「よし!ミリアちゃんに見せにいこう!!」
ぐいぐいと引っ張らぱられ、お嬢様の元へ
ミリア「あら、終わっ………………………」
囮「似合うっしょ?」
ミリア「流石にその色は予想してなかったわ……まぁ、似合う……のかしら?」
嬉しくありません
囮「よし!一応ローブ着て、行くよトットちゃん」
トト「行って参ります」
あぁ…ローブを取りたくありません
誰にも見られたくないので、私は影を使って城の会議室へ移動しました
現れた途端に警戒されましたが、影を使っているから私だと旦那様が気づかれたようです
トト「お待たせしました皆様」
囮「トットちゃんと囮、参上!」
何故こんなテンション高いんですかね?
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