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私の名前はトト・ルシファウスト
雷を司るボルト家のご息女であるミリア様の専属執事でございます
朝、日が昇る前に起き
身だしなみを整え、朝食を簡単にとり
日が昇り始める頃にお嬢様を起こしにお部屋へ伺います
トト「おはようございます、お嬢様」
ノックもせずに扉を開けて入った私は、本来ならば無礼な振る舞いにお叱りを受けるところです
しかし
トト「勘弁してください」
本日もお嬢様は絶好調
十五歳という、淑女としての品性を学ぶ年頃にも関わらず
ネグリジェは腹を見せるほどにめくりあがり、パンツは丸見えにも関わらず、布団を蹴り出したと思わしき格好でお休みになっています
トト「レディにあるまじきお姿ですね」
私は身体能力を最大限に駆使して、ネグリジェを正し、足をとじ、布団を優しくお嬢様へかけ直します
トト「準備はできました、さて……お嬢様、時間でございます」
声をかけながらお嬢様のマシュマロのような頬に手を添え
大きく振りかぶってビンタします
ミリア「いったあぁぁぁっ!?」
トト「お嬢様、おはようございます」
私は目覚めたお嬢様に向け、最高級の微笑とお辞儀を致します
これを毎朝繰り返すのですから、お嬢様には困ったものです
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