お嬢様、パーティーでございます

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アイラス「どうせ仕掛けているのは共和国でしょう、あそこは自分勝手な人達が多いので……帝国と王国が手を結ぶことを脅威と感じたのでしょうね」 囮「あぁ……それに帝国も王国も共和国とは条約結んでないから、共和国も大国なのに軽視されてるとか思ったんじゃない?そこまで大きくもないけどねぇ」 ミリア「……自分勝手というか」 トト「それが共和国だ」 これで本当に共和国が絡んでいるなら、何かと難癖つけて戦争をふっかけてきそうでございます 旦那様や国王、皇帝には頑張っていただきたいものですねぇ アイラス「あ、もし戦争になったら、指揮は兄上に任せるそうですよ?私はあまり争い事が得意ではないので兄上から勉強させてもらえと言われております」 ミリア「………トトを戦争に参加させる気なの!?」 皇帝が乗り気なら、断れませんよね… はぁ… ミリア「それはスライム一匹に向けて最上級魔法を放つのと同じよ!?」 囮「むしろトットちゃんだけで十分な気がする」 まさか、いくら私でも万の軍勢を相手にしては無傷とはいきませんし、全てを取りこぼしなく殺すのは無理でございます トト「私だけではとてもとても………言っておくが、私は魔法が苦手なんだ」 苦手というより、普段から攻撃として使わないので………攻撃する時に選択肢の一番最後になっているというだけですけど
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