お嬢様、戦争でございます

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共和国は王国のほうが近いですし、まずはこちらから攻めるようです 帝国は国境に注意しつつ、援軍を向かわせているとのこと 会議には国王、会わせ鏡により皇帝、アイラス様、旦那様、第一王子だったような気がする青年、勇者様、槙様、帝の皆様がおりました 囮「えーと、向こうはどれくらいだって?」 ガリア「目測だが十万はいるらしい」 囮「ふーん……で?殺したらダメな奴とかいるの?」 ガリア「特には…」 囮「そう、良かった………トットちゃん、皆殺しでいこう」 はい? 勇者「なっ!?貴方は何をいってるんだ!皆殺しだって!?」 マキ「お前は黙ってろ、現状を理解しないでまだ戦ってないんだから話し合えるなんてほざいて……ウゼェよ、師匠には師匠の考えがあるんだよ」 囮「その通り、トットちゃんもわかってるだろ?」 貴方の考えなんてわかりませんが? トト「まぁ、早めに減らしとこうってことですか?」 囮「そう、まぁ十万程度じゃ本当に少しだけど……魔族ってさ、人間を殺せば殺すほど強くなるんだよ………魔王は逆に弱くなるんだけど、四天王が厄介だからね……レベルアップアイテムは少ないほうがいいだろ?」 あぁ、やはり貴方は影の英雄ですね 目的のためなら人間すら切り捨てる、世界を救った英雄ですが、本質は違うから影の英雄 流石、私の育ての親です
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