お嬢様、戦争でございます

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会議室は静まりかえってしまいました 囮「因みに、魔王は最初から強い…しかも人間を殺したら弱くなるから魔王が直接手をくだすのは勇者とその仲間達……しかも、その人間が強い分だけ魔王は弱くなる、つまり……勇者の仲間ってのは、殺されても勇者の役に立てるんだ…………友情だよな?俺も死んでれば…勇者は死ななかったかもしれないのに…」 あ、ダークサイドに入りましたね トト「囮様、失礼します」 とりあえず金的攻撃をしておきました 囮「くっ!!トット…ちゃん!!これは、ダメ!」 トト「鬱陶しゅうございます囮様、というわけで、皆殺しとまではいかずとも、一人でも多く殺す……後の強敵を思うなら、今……戸惑ってはなりません」 皇帝『ふむ…帝国側は了解だ』 国王「あぁ、攻めてきたのは向こう、慈悲は忘れよう」 流石大国を統べる方々、決断が早いです ガリア「はぁ…殲滅戦は嫌いなんだけどなぁ…」 トト「で、作戦なのですが……最初に私と囮様で半数くらい殺しますので、虚をつかれた共和国軍にそのまま魔法でも突撃でもしてください」 ガリア「半数を?どうやって?」 トト「普通に、ワイヤーで首を落とします」 囮「俺はトットちゃんほど上手くないから魔法かな?」 ……旦那様、槙様、ナキ様、ため息をつくのは何故でしょうか?
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