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アイラス「兄上!!」
アイラス様が私を呼び、何故か抱きついてきました
はて?
アイラス「兄上が死神だったんですね!!ありがとうございます!」
はい?
アイラス「兄上は覚えてないかもしれませんが、昔…誘拐されて父上を憎む貴族に殺されそうになったことがあって……その時死神がその貴族を殺して私は助かりました!偶然かもしれません、でもお礼が言いたかったのです!ありがとうございます!」
……全く覚えていませんね
トト「知らず知らずとはいえ、弟を守れていたとは……誇らしい気分です」
やってたことは殺人ですがね!
囮「あ、一時期話題になってたね、それ」
ナキ「あぁ…死神が皇子を救う!!とかって騒いでたな」
知りませんでした
トト「あ、ですが皆様……どうかお嬢様にはご内密にお願いします」
ガリア「あぁ、まぁ売れっ子暗殺者ってのも秘密だしな………売れっ子過ぎだが」
旦那様はよし
ナキ「因みに何で秘密なんだ?」
トト「怖がられたら嫌じゃないですか」
抱きついたままのアイラス様の頭を撫でながらナキ様に答えます
((((えぇっ!?そんな理由!!))))
ナキ「あぁ、うん、言わない」
マキ「言いません!」
皆様ご理解いただけたようです
トト「では、ただいまより皆様のご夕食の準備を手伝いに行きますので、私は失礼します」
さて、五万人分は大変ですが…………マイクが先に調理しているはずですから、頑張りましょう!!
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