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「う~ん、この辺りの筈なんだけどー」
ボク、シオン=フォールハウトはギルドの依頼でラージ火山群に来ていた
依頼内容はラージ火山群にて閃光と落雷のような轟音が目撃された。天候の変化がない火山群で自然の雷が落ちるとは考えにくいため、何が起こっているか調査せよ。とのこと
そろそろ閃光が目撃された場所につくけどどんな魔物にも遭遇しない
シオン「雷が魔物の仕業なら、他の魔物と遭わないのもわかるけどー」
ここはラージ火山群。至る所にある火口や溶岩湖のせいで、どこにいても溶岩に呑まれる可能性のあるA級危険地帯。火耐性が高い魔物で雷を使えるような奴はボクの知識の中にはいない
シオン「何があるのか予想も出来ないしー、ここ暑いし、早く帰りたいんだけど、何もわからずに帰ったらお義母さんが恐いー」
ギルドマスターをしてるお義母さんは怒らせるとホントに恐いからなぁ
シオン「何か分かるまで帰れないかー」
そうこうしているうちに閃光が見えたという場所についた。が
シオン「何ー?これ?」
目の前には他の茶色や熱で赤くなった岩とは違う漆黒の岩が
シオン「これが原因?」
とりあえず欠片を持ち帰って調べてもらおう、これで怒られずに済む
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