煉黒龍、異世界に…

10/15
4227人が本棚に入れています
本棚に追加
/485ページ
コウ「まあそんなことはどうでもいいんだ」 シオン「どうでもいいの!?」 驚き過ぎだろ コウ「その街がここから一番近いのか?」 シオン「え?うん、一番近いしー、一番大きな街だよー?」 まじか…よし コウ「その街はここからどの方向なんだ?」 シオン「えーと、ボクが来た方向だからー、こっちだね」 女の子は指を指して言う 俺が進んでた方向と180度違う方向を指差して コウ「orz」 シオン「えぇ!?何で落ち込むの!?」 そりゃ落ち込むよ。目的地の方向と進んでる方向が真逆なんだもの シオン「えーと、街に行きたいのー?もしそうなら案内するけどー?」 コウ「デジマ!?」 シオン「デジマ?」 間違えた コウ「マジで!?案内してくれるの!?」 シオン「うん、依頼を終わらせるにはキミを連れていかなきゃだしー」 天使だ。性格が。見た目は霊体少女だけど コウ「ありがとう!あ、自己紹介しないとな。俺はコウ=カミヤ。行き当たりばったりな旅をしてた16歳だ」 さすがに異世界から来たとは言えない シオン「ボクはシオン=フォールハウト。ギルドの依頼でここに来た16歳だよー」 え コウ「16!?タメなの!?」 シオン「16に見えないー?」 す、すごい怒りオーラが。
/485ページ

最初のコメントを投稿しよう!