子犬騒動の巻

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「えっーと、……この犬本当に飼うんですか?沛公様。」 「でも捨てるのはどーよ?」 「だからって飼うか?」 兵士達が「どうします?」と子犬を未だに持っている沛公に問う 沛「うーん…‥…飼っちゃ「ダメです。」 飼っちゃう?と言おうとした沛公の言葉を遮ったのは 張「その子犬は飼えません。」 大広間の入り口からこちらに歩いてくる張良だ 沛「いつからいたんだ?」 張「今さっきです。」 沛「そっか。で、なんで飼っちゃダメなんだよ。」 合流した張良に疑問を投げかけるが、その疑問に張良より先に樊カイが口を開いた 樊「ただでさえ手間がかかるのがいるのに、これ以上世話出来ない。」 張「簡潔に言うとそういう事です。」 そう言った2人の目線には 沛「え?何かもう飼ってたっけ? あ!伝書鳩の事か?」 ”手間がかかる”の原因がキョトンと首を傾げていた 》 そして兵士達3人は全てを悟った
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