我輩はボッチなり

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そんな自分の性格も合間って、晴れて地元でボッチデビューである。 都会では友達沢山いたし、自慢では無いが彼女もいた。 はぁ、どうしてこうなった……… まぁいい、話を戻そう。 そしてある日、こんなことをクラスの女子が話していて、その会話を耳にした。 『ねぇ、聞いた?楓ちゃん、また告白されたんだって』 『え!?柴咲さんまた告白されたの?今度は誰が犠牲になったの?』 『香取君だってさ、あのサッカー部でキャプテンのイケメン君』 『えぇー!!でもまた振ったんだよね?』 『そうらしいわよ?なんでも噂じゃ結構良い人と付き合ってるらしいし』 その時思った訳だよ。 話からしてその少女の名前は柴咲 楓である。 なにやら相当モテるらしい。 楓の昔の性格は、幼いながらも俺の心をくすぐるような優しい性格だったし、そしてさっきも説明したように結構可愛いのだ。 あれが成長したら相当モテるのも当たり前。 よって本人に違いない、と。
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