我輩はボッチなり

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俺は七歳まではここの田舎にお世話になっていた その時は楓や他の友達も沢山居たのを覚えている。 八歳になるのと同時に父親の仕事の都合で都会の方に引っ越すことに成った。 そして2ヶ月前にこの田舎に戻ってきた。 戻って来た都合は俺の都合である。まぁ、その説明は後でする。 それは別に良い、大した事じゃない。 問題はこっちに戻ってきて近所の高校の編入試験に合格してからが大問題なのだ。 教室に入り、自己紹介をして質問攻めに遭う!! なんてことはなく放置プレイを決め込まれた。 皆都会から来た人だからとかであまり仲良くしてくれないし、というか警戒されてるのが分かる。 というか警戒心が露骨過ぎて威嚇される時がある。 もう、なんかそこまでされると清々しさすら感じるよ。 俺自身そんな突っ込んで行く性格ではないから、あまり無理に友達つくろうとはしない。
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