第1話

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あの日から三ヶ月が過ぎた。 僕は、その日も休み時間を寝て過ごす。 聞こえるのは周囲の雑多な声と音、そして頭上にあるエアコンの静かな駆動音だった。 僕の休み時間。 それは、ただ寝ているだけの時間だった。
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