第1話

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拙い私のエッセイ「予知夢」を読んで下さった方 誠に有難うございました 関連する零れた話を2,3、書きたしたいと思います 息子の影 善行の死後息子の影を見たのは霊感の強い人だけでは無かった 弘子の母も台所で善行が立っているのを見て腰を抜かしたと100日忌のときに聞いた 心に疚しいことがあり錯覚を見たのだろうと思った 善行の死後、遺産のことで悩んでいた夜、雅の寝ている枕元にざわざわっと足摺のおとがして善行が立った 『お父さん、弘子に相談しなさい」と言って消えた それで勇気がでて弘子にかくかくしかじかと相談してお墓を作るお金を貰うことができた 夢は心の影だと言う 日ごろ思っていることが歪んであるいは形をかえて見ると言う 牧師は自分が思っている事を見ると言った 夢には気にも掛けないことが沢山でてくる 従って,夢占と言う職がある 太租王建』韓国時代劇で王、王建を補佐する大臣が大活躍 ある夜の夢に死んだ子が現れてきて 『お父さん、ぼくは血液がドロドロになって死んだんだよ」 はっきりときこえた何時もの声が 平成10年善行が奄美大島宇検村の小学校へ赴任 家財道具を運び終えてお茶をしている時 将来の子供の話しが出た時に 「ぼくには子供はできない」と言った。何故そんな事言うのだろうと不思議に思ったが、今こうして子供を設けることなく逝くことになってみると、なんとなく予感がしていたのかと思う その頃はノスタルダムスの大予言が世を席巻していたのでその悪影響をうけたためかと受け流していた 新婚間も無い頃 「弘子、僕が死んだらどうする」 というので弘子は変なことを言うものだとおもったそうである それが三ヶ月もしないうちに現実となったのです ある日パチンコをしてエレベーターに向かっていた時2,3米先を40くらいの男が歩いていて同じエレベーターに乗せるかと思ったが一人で先に乗って上がって行ってしまった 『タッチの差といって隣のエレベーターのボタンを押した ところがである  いま上がったばかりのエレベーターのドアが開いた 夢中で乗り込んだ 乗ってから思った 「えぇ何故、右より先に上がったばかりのこの箱がくる?・・・ それに乗った人がいない・・・・・ 鳥肌がたった。カウンターの店員に今の出来事を具に報告 店員も考えられないと言いながら頻りと腕を擦っている 思えば善行ににていた
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