バイトの日常

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かずちゃんというのは言わずとも和穂のことだ。 *ここからは和穂sideでお送りいたします* こんな時間に誰かと思ったら………蓮司さんじゃん。 蓮司さん…際崎 蓮司(キナザキ レンジ)はこの学園の保険医をしている。 この人と知り合ったのは俺が高1になった直ぐあと位だった。 洗っていた食器を手を滑らせて落としてしまって、食器の破片を拾うときに指を切ってしまった。 傷が深かったのか血が止まらず、店長の洋一(ヨウイチ)さん保健室に行かされた。 蓮司さんとはそこで出会った。 傷の手当をしてもらった俺は何故か蓮司さんに気に入られてしまった。何故か。 何度もしつこく名前呼びを要求される度に何度も断り続けたが、「言わないと今ここで犯す…」と、耳を舐めながら言われていまい、今に至る。 耳舐めるとか……俺男ですよ?女じゃないんですよ?! つか犯すって何を?!どうやって?! 男をどうやって犯すんだ! …ハァ……… 少し落ち着こうか。
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