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「美依!帰り、門で待ってるから!」
「分かった!」
マネージャーは、この後も仕事があるから、奏が着替え終わる方が早い。
なのに…。
片付け終えて、体育館倉庫を出た後、廊下で何故か奏の声がした。
これは、多分…
「奏くん。あの…」
ダメ、聞いちゃ…
「ずっと前から…」
ずっと前からって何…?
私の方が、絶対前からなのに…
すると、突然腕を掴まれて
「亮…。」
「行こ。」
亮に引っ張られて歩きだした
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