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しかし、いつまでも駐車場で彼女からの返信を待っているわけにはいかない。
携帯の着信音をバイブ設定に戻しながら美咲の部屋へと戻る。
「美咲、駐車場の桜、もう満開なんだね。知ってた?」
「当たり前やん、毎日見てるのあたしの方なんだから!、で、買い物袋あったの?探すのに時間かかってたみたいだけど…」
「みーさき!」
いつもの美咲の口調に戻っていて何だか安心した。
「なによ、そのテンション?今日のひーくん、なんかキモいんですけど…」
「あっ、これ頼まれてたモノね、じゃあ…今日のお代は美咲の身体で。」
「なによそれ…、なんか本格的にキモくなってきてない?ひーくん…」
↓続く
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