第4章

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部屋に戻り、ドアにもたれボーッと宙を眺めた 真っ暗な部屋の中で浮かぶのは、さっきの出来事 彼氏…居るって、言っちゃったなぁ… どうにかして私を励ましてくれようと、一生懸命気を遣ってくれていた山神くんの姿を思い出す 彼が悪いわけじゃない なのに自分が弱いばっかりに……… 矛先を、何も知らない山神くんに向けた 次会ったら、ちゃんと謝らなきゃ――― ………あれ? そういえば……… 山神くん…私と同い年って言ってたけど、今…三年生? っていうか、私『三年生』って言ったっけ? ………何でそんなこと、知ってたんだろ… 崩れるようにベッドに身を投げ色々考えていると、いつの間にか眠りに堕ちてしまっていた
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