太陽の思い出

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『此処があの美しかった月の王国、シルバー・ミレニアム・・・なの・・・!?・・・!クイーン・セレニティ・・・!』 前世の明日香は月の王国、シルバー・ミレニアムにいる友人、プリンセス・セレニティに会いに来たが、王国の変わり果てた姿に絶句し、クイーン・セレニティの姿を見つけ、駆け寄った。 『しっかりして下さい!クイーン・セレニティ!シルバー・ミレニアムに何があったのですか!』 『うう・・・あの子・・・セレニティはクイーン・ベリルに殺されて・・・銀水晶の力で地球に転生を・・・貴女もいずれ転生する事が・・・あるなら・・・あの子の側に・・・』 前世の明日香の呼び掛けにクイーン・セレニティは重要な言葉を告げた後、息を引き取った。 (そうだ・・・私は友人が居ないシルバー・ミレニアムに絶望して暁明日香と言う地球の人間として転生した・・・) 思い出した明日香は目を開けた。
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