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『うわぁ』思わず声をだし、その場から逃げ出そうとした。
だが、掴まれた腕は振りほどけずそのまま倒れてしまった。
ヤバい!とっさに起き上がろうとしたその時、掴んでいた者の顔を見てしまった。
『あっ、あんたは』ホッとしたような声を出し、その者の顔をずっと見ていた。
掴んでいたのは特番に出ていた学者であった。
ようやく落ち着きを取り戻し、学者に話かけた。
『あんたは何故ここに?ここは一体どうなってるんだ?』まくし立てるように話かけ、それでも嫌な顔をせず、事情を話してくれた。
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