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ストーカー(未遂?)女性と別れた夜、ひたすら歩いたシュウは山の中にいた。
ジ○リ作品なんかには到底出せそうにない獣道である。
(はぁ~、なんで『ひたすら東行こう』とか考えちゃったかな~、食料は警官さんの机から拝借したけど体力がなぁ…)
家出グッズの中にあった懐中電灯の灯りを頼りに進むと
五十メートル先くらいに立派な大木をてらす光が見えた。
(人…いるかな?)と「すみませ~ん、お尋ねしたいことがぁ!」と叫ぶ。
すると光はスゥーっと遠くに走り去っていった。
そして別の光が後ろからシュウを照らした。
「お前!そこで何してる!!まさかお前がコロシヤか?!」
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