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シュウは約4日ぶりの温かい食事にがっついている。
「よく食うのぉ、シュウ君は。アキラもこのくらい食わんと大きくならんで?」
「うっさいわい!背なくても漢は器ありゃええねん!それよかなんでこいつにメシ食わしとんねん!!」
「ひょんなんひゃうふわはれはいほは「食いながら喋んな!てか何て?!」
というツッコミを無視してシュウは手当たり次第に食事にがっついている。
「そうやな~シュウ君。夜中大荷物担いで歩いてる人間を見捨てるのを器大きいとは言わんよな~」
「なんで言ってること分かんねん!叫びすぎで疲れたわもう寝るで!」
といいアキラは去っていった。
それを見計らったかのようにお爺さんは優しい笑みはくずさなかったが
目つきを変えた。
「ほんで、なんであんな夜中に山ぁほっつき歩いとったんや?わけ言うてみい。」
それは…。
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