伝説は蘇るもの?英雄王と魔王

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エッシュンバッハ城の城内テラス。シンク達はここで紅茶を飲みながらそれぞれの姫様を話し合っていた。 ナナミ「でも~レオ様が可愛くて!は~も~しあわせ!」 レベッカ「うん!うちのクー様もかわいいんだよ~!元気で明るくて甘えん坊で!」 ナナミ「ジェノワーズのみんなも本当に親しくしてくれて!ですよね、アマゾンさん!」 アマゾン「ああ。ジェノワーズも、城のみんなも、アマゾンのこと、受け入れてくれた。茂はどうだ?」 茂「俺か?俺もリコや騎士達も俺のこと優しくしてくれてるしな。」 シンク「はっはっは。領主様への深い愛情は勇者の基本だよ君たち。」 ナナミ達と茂達の話を聞いて何故か紳士ぶっていたシンク。 ナナミ「なんか上から語ってる~」 レベッカ「シンクだって姫様にメロメロのくせに!」 シンク「そりゃもちろん、勇者だからね~」 ナナミ「なにその紳士気取り?」 茂「そういやこの中でシンクが勇者歴が長いんだよな?」 シンク「ほんの少しですけどね。」 するとがあることをシンクに訪ねた。 ナナミ「そうだシンク!イスカさん元気?」 シンク「うん、元気だよ!今は風月庵。ダルキアン卿もユッキーも嬉しそうだった。」 ナナミ「そっか。」 追い剥ぎ兎騒動の後、イスカはダルキアンとユキカゼのいる風月庵で暮らすようであった。 シンク「ん?今日僕ら仕事的なことは何もなしだっけ?」 ナナミ「うん。そう聞いてるよ。」 レベッカ「あ、でもシンクと茂さんとアマゾンさんは後でちょっとだけクー様とお話してきてもらっていい?」 シンク「え?」 茂「俺達?」
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