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     メグは呆れる気持ちを封印して、さっさと仕事を進める。  遅延はしてないが、進めれるうちに進めたい。  その時、早瀬がヌッとパソコン越しに顔を近づけてきた。 「じゃあ、お前も誘ってやるよ。・・・のみに行くぞ。」  えっ、とメグは真っ赤になって驚く。  歓送迎会などの部の飲み会は誘ってもらえたが、  男たちの宴には1度も呼んでもらったことがなかった。  男たちはブツブツいいながらも帰り支度を始める。  誰もメグを誘った早瀬に文句を言わない。  高田が来てからは特に彼らには冷たくされてきた。  だから、予想外過ぎて、メグは唖然とする。
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