第1話 動物と住む少女

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彼女はいつも通りの道を通っていき人里に向かう途中に命蓮寺の看板が目に入ったらしく命蓮寺に向かっていく。 命蓮寺の門の前に人が立っていた。どうやら夏なのにマフラーをしている人間だった。 「お……おはようございます」 「あぁ、おはよう……ふぅ……門番めんどいな」 幽谷の代わりに門番をしていたらしく退屈そうな顔をしていた。 「見かけない顔だね君は、これからどこに行くのかい?」 「えっと、人里に向かってる途中です」 少年は満足そうに彼女の顔を見つめる。 どうやら、少年は見覚えがあるらしい。 「人里に行ってどうすんだい?」 「えっと、八百屋の手伝いをするですあっそろそろ行かなくちゃ」 と言い走っていた。 「名前くらい教えていけよな」 「海原碧葉です!!あなたの名前も教えてください」 「俺の名前は大空穐藜だよ」 穐藜=シュウレこう読んでください
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