第1話 動物と住む少女

4/4
前へ
/4ページ
次へ
既に針は朝の7時をさしていた。 どうやら、碧葉は、遅刻をしてしまい、店長と話し合っていた。 「最近、たるんでるな」 「すいません」 店長から思いもよらない言葉が出てくる。小声で出ていけと言いだす。 そして、手伝っていた人達も出ていけと言う。 「やはり、人間と妖怪のハーフ人間は信用できん出ていけ!」 「え……何故……そのことを知っているんですか?」 問いかけるが、店長は無視をする。 「妖怪は、出ていけ!」 「そうだそうだ出ていけ!」 碧葉は渋々と店から出て行った。 「これからどうしよう何もすることができないしな……鈴菜庵に行こう……」 と言い鈴菜庵に向かい始めた。その時、村人達が碧葉に向けて石を投げつける。 「ここは妖怪がいる場所じゃねえよ出ていけ!」 「これじゃ……鈴菜庵に行けないじゃん……ウウッ」 元来た道を走っていた。家に着くと、そこには人が立っていた。 「よう、また会ったな」 「穐藜さんですか?」 「あぁ、お前を殺しに来た。前は殺し損ねたからね。」 謎になるような言い方をする穐藜だった。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加