第1話

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あたしの敵。それは…… 「おーい、彩ー?そろそろ起きろっつーの!お前いつまで寝てんだよ!」 「うっっっさい!もう起きてるもん!」 ドアの外から声を張り上げるコイツ。隣に住む幼馴染みの奏。 小さい頃からずーっと一緒で、幼稚園・小学校・中学校、果ては高校まで一緒になっちゃったもんだから、登下校もずっと一緒だ。 朝、あたしを起こしに来てくれるのもずっと変わらない。あたしにとっての日常。 でもね、最近子ども扱いしすぎだと思うの!
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