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始業式も終わり、いま私たち一年生は大きな魔法陣の前に集まっている。
マリ「いよいよね･･･。」
ミイ「うん･･･。」
私たちが魔法陣を見つめていると、スーツを着崩して、いまにも眠ってしまいそうな顔をした男の人がやってきました。
ウェイ「･･･ウェイド・ダルイだ～
。眠いし面倒くさいし、さっさと終わらせんぞ～。」
･･･す、すごくゆる～い口調で使い魔召喚が始まりました！
ウェイ「オラ～、とっとと並んで召喚してけ～。ああ～、《禁忌召喚》はすんなよ～。死神に殺されっからな～。」
禁忌召喚とは、通常一人分の魔力しか流してはいけないところに複数人の魔力を流すこと。これを行うと、死神が召喚され、魂を持って行かれる。
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