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少しふらつく足取りで魔法陣に向かいます。
まだ召喚していないのは私の他に、ドラクや数人の男子だけ。
ドラクが馬鹿にした目で見てくるけど無視します。
言いたいことは分かりますし。
(魔力がなければ召喚できない。)そう言いたいのでしょう。
私も若干諦めて、でも諦めきれずに契約の言葉を紡ぎます。
ミイ[私のどこかに、ほんの少しでいいから何かを感じた者よ。私と共に歩んでください!]
そう言った瞬間、マリアよりも激しく魔法陣が輝き、私は光に飲み込まれました。
ミイルサイドアウト
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