愛しい男

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優作は、去年まで ウチの会社と提携してる ソフトウェア開発の会社のSEだった。 横田さんの同期ってのもあって、 時々3人で飲みに出かけたりしてて… どことなく冷たい彼に 惹かれたのは私が先で。 酔った勢いで 泣きながら告白した私を 「解ったから。 俺も樹里が好きだよ… だからもう泣かないで?」 そう言って優しく受け止めてくれた優作。 だけどお互い仕事が 忙しいのは百も承知。 無理をしないペースで 付き合ってくれる優作が 私は大好きだった。
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