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おねしょシーツが
よほど憤慨だったのか
ふてくされながら
ビールを口に運ぶしぐさすら
可愛くてたまらないのに。
お前の心はどこにある?
少なくとも…
昨日の夜は…
お前も俺を欲しいって
思ってくれたよな?
俺に全てを奪って欲しいと
ホントは思ってくれてるんじゃないかなんて。
僅かな希望を胸に
俺は彼女をじっと見つめた。
それがどんな結果になるかなんて
プラス思考の俺には想像つかなくて。
ただ目の前にいる女が欲しかった。
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