溺れる女

11/12
前へ
/36ページ
次へ
だけど彼女にとっての俺は…? 「樹里のOnly Oneも… ……………俺だろ?」 彼女の耳元に口を寄せて もう一度確かめる。 「ねぇ、誰なの…?」 俺の腕に絡みついた 白い手に力が入って行く。 「…青山…」 「違うだろ…? …青山じゃなくて… …慧って呼べっ…って言ってんだろ」
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1360人が本棚に入れています
本棚に追加