気になる男

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「ああ、 でも今から樹里と気持ちいいコトするから… 終電に間に合わねーな」 とびきりの笑顔で言う男に唖然。 「…帰れアホ」 呟いた私の言葉なんか まるで無視の青山の唇が重なって。 抵抗しても無駄って事は 掴まれた腕で解ってる。 当然のようにベッドに連れて行かれて… 当然のように青山に乱される。 だけど… 途切れる意識の中で ぎゅっと抱きしめられた手に どこかで安心しながら 深い闇に墜ちて行った。
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