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有光物産の納品を無事終えて
会社に戻る途中、
私と青山は一言も会話をしなかった。
あれからずっと不愉快そうな顔の青山。
だけど、
やっぱりこんな関係を続けるのは間違ってる。
階段の下で…
青山をじっと見つめていた
三島さんの姿が目に焼き付いていて。
あんなにも青山を思ってる人から
奪うなんて私には出来ないって思った。
会社の手前まで戻った時
私の携帯に横田さんからの着信が入る。
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