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言いかけた私の頬に
優作の手が触れて
そのまま親指で唇を塞ぐ。
「樹里が俺に対して
申し訳ないって思ってくれてるのは
痛いくらい解ってる。
だから俺は樹里を
責めたりなんかしない。
だけどもう…
君の心の中から
青山くんは消すべきだ。
彼の携帯に表示された
紗友莉って子…
彼女は命がけで
青山くんを愛している。
…賢い樹里なら解るよね?」
「……………」
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