1199人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
あの部屋には…
今でも青山の残した
アランドロンが香っているから。
もう思い出して泣くのは
自分でも嫌だった。
あとはもう
私が心に整理をつけて
全てが何もなかったように
戻って行くだけだ。
青山も…
命がけで愛してくれてる
三島さんを捨てるなんて…
そんな事はアイツには
出来ないって解ってる。
俺様だけど
本当はとても優しい青山だから。
私のOnly One…。
一番大切…だった男。
だけど…
もう二度と青山とは
交わる事のない道を
私は歩き出していた。
最初のコメントを投稿しよう!