奪えない女

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商品管理部のドアを開けて 「お世話になります」 微笑んで樹里と俺を迎えてくれたのは 商品管理部の佐藤和美。 ちなみにこの人、紗友莉の親友。 「あら、青山くん久しぶり」 「どーも…」 微笑んで挨拶してくれながらも 俺に向ける視線が冷たい。 たぶん、紗友莉から聞いてんだろな。
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