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「意味解んねー。
気にする必要ないだろ?」
当然のように言う青山に
私は小さくため息を吐く。
「樹里!」
「…なによ?」
「愛してるよ」
「はぁぁっ?」
青山の言葉に
女子社員の視線が集中。
「何があっても俺は樹里だけ。
それを理解出来ないような人間が
もしもこの社内にいるなら
俺はすぐにでもそういうヤツは
クビにしてやる」
青山の言葉に集まっていた視線が
一気にキョロキョロと移動して行く。
…全くこの男は…。
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