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扉をくぐった先には
「むっ?おお!ゼウスにセラフィムではないか!わしになんのようじゃ?」
黒髪の超絶美人がソファーに横になっていた
今まで見た女性の中でもダントツに美しい
「ん?その人間は?」
「あー俺は赤石藤谷だ、魂がデカイ一般人よろしく」
「えっと神王様、藤谷君は魂の器が大きすぎて神王様以外の神では力が釣り合わないのです」
あれ?セラフィムがいない
まあいいか
「ふむ藤谷、ちとこっちにこい」
「え?あぁ」
神王にこいと言われたので近付く
「では魂に力を注ぐぞ」
もうすぐで転生できるのか
そう考えると少しドキドキするな
「そう固くなるな、力を注ぐのはあっという間じゃからな
ではいくぞ…ふっ!!」
「おお!力がみなぎってくるな、
でも、みなぎるというよりは戻ってきたような感覚がするんだが」
「それは本来藤谷君は魔法の世界の住人だからね
それが原因なんじゃないかな?」
「よしっ!完了じゃ!今のお主なら数秒で世界を制圧できるぞ」
「うっそまじか、まぁやらないけどさ」
「藤谷君気を付けてね」
「ふふっ信じておるぞ、では早速送るぞ
それではな、《転生》」
俺はまた意識を失った
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