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「うん何でも聞いてよ」
「じゃあ聞くがあの狼は何だ?」
「あれは魔物、うっかり間違えて地球に送っちゃったんだ」
あれでうっかりか、あんな狙ったような所に送っておいて。
「それじゃあ次だ、あの魔方陣は何だ?行きなり爆発したんだが」
「あれはあの狼を倒そうとして設置したトラップ型の魔方陣なんだ、生き物が上を通過すると作動するんだけど、狼じゃなくて藤谷君が上を通過したからうっかり作動したんだよ」
またうっかりか ん?なんか引っ掛かるなまさか?
「まさかとは思うがあの狼も魔方陣ももしかして俺を此処に来させるために配置したとかじゃないよな?」
「え?」
タラリと神様の頬を汗が流れる
「図星か、あの狼は俺をあの魔方陣に追い込むために、魔方陣の方は俺を殺す為、ついでに狼を一緒に殺して証拠隠滅するため、違うか?」
「おいおい神様それが本当なら重罪だぞ忘れたのか?『その世界とは違う世界の物を置いてはならないほんの一瞬でも世界のバランスが崩れるから』て言うルールwwwwww」
「うんそれは分かってるよ、そもそもこれは他の神様と話し合った結果だからね『本来魔法のある世界の住人である赤石藤谷君を殺して他の世界へ転生させよ』って」
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